ネットショップ運営コンサルタントの問題&解答事例

ネットショップの料金改定の告知方法

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問題

原材料の高騰により、商品価格を5%ほどアップしたいネットショップがあったとします。「価格改定のお知らせ」というキャッチコピーを掲載したい場合、一番適した告知方法は次のうちどれになりますか?

  1. メールマガジンの冒頭で告知する
  2. トップページの冒頭で告知する
  3. トップページの下の方にこっそりと告知する
  4. 何も掲載しないでこっそり価格をアップする

 

解説

価格アップの告知は、目立たず、小さく

最近では原材料費が高騰しているために、値上げを余儀なくされるネットショップが非常に増えています。 しかし、「価格改定のお知らせ」というキャッチコピーを、メールマガジンやトップページの冒頭に大きく告知してしまうと「この店は全体的に値上がりした」という印象を強く与えてしまい、常連客の放出にも繋がりかねない事態に陥ってしまいます。 基本的には、価格アップの告知に関しては、できるだけ目立たせず、こっそり行うことを心がけた方がいいでしょう。確かにお客様にこっそり値上げをしたような、後ろめたい気持ちになってしまうとは思いますが、お店からお客様が離れていってしまっては、本末転倒になってしまいます。

お客様は値上げをしようがしまいが、その商品が適正価格であれば購入するし、高いと思ったら買わないという行動を取ります。つまり、お店の商品を値上げしたことは、お店の都合であって、その商品を購入するのはお客様の判断になるので、「価格改定のお知らせ」ということを小さく告知することは、決してお客様を騙している行為ではありません。 それよりも、「価格改定のお知らせ」を目立たせて告知したことにより、値上げしていない商品まで“高い”と思われてしまったほうが、お店にとっても大きな機会損失にも繋がりますし、適正価格なのに商品が買えなかったお客様にとっても、不幸な出来事といわざるを得ない状況になってしまいます。 価格改定をしたことにより、商品を値上げした場合は、告知を大きく載せようが、小さく載せようが、どちらにせよ、売上ダウンという結果を逃れることはできません。 それなれば、できるだけ「値上げをした」という印象を薄くするためにも、告知はできるだけ小さくして、お客様に悪い印象をもたれないような対応をしたほうが、得策と言えるでしょう。

 

正解

3  トップページの下の方にこっそりと告知する

 

回答の解説

1の「メールマガジンの冒頭で告知する」という手法ですが、メルマガを購読しているお客様は、基本的には優良顧客が多いため、あまり得策な告知方法とは言えません。この一文が掲載されたことにより、今後のメールマガジンの購読を止めてしまうケースも多く、今まで優良顧客に育て上げてきた時間とコストが無駄になってしまうので、店舗側が思っている以上にマイナス要素が大きい告知方法だと言えます。常連のお客様には「値上げしたのかな?」程度で認識してもらえれば十分なので、わざわざメールマガジンに価格を改定した告知は載せる必要はないと言えるでしょう。

2の「トップページの冒頭で告知する」という方法ですが、こちらの方も新規顧客の購買意欲を減退させてしまう可能性があるので、この告知方法も適切とは言いにくいところがあります。4の「何も掲載しないでこっそり価格をアップする」という方法は、後々、お客様から「値段が高くなっているんじゃないか!」とクレームが発生した場合に、言い訳がしにくくなってしまうので、無告知で価格を改定させる方法は、できるだけ避けた方がいいでしょう。

正解は3の「トップページの下の方にこっそりと告知する」という方法。

価格を改定したことを掲載した事実は残りますし、商品を購入する際にじっくりホームページ制作を閲覧する神経質の人の目には留まりますので、そのようなお客様からクレームが来る可能性は低くなります。 また、ページの下の部分であれば、長期間、告知文を掲載することができますので、後ほど、お客様からクレームが発生した場合でも、「掲載しています」という建前的な言い訳は通る状況にはなります。 販売している商品の料金を逐一細かく覚えているお客様はごく一部だと覚悟して、赤字に転落しそうな商品に関しては、できるだけ早急に値上げに踏み切り、健全なネットショップ運営に軌道修正するよう、努力した方がよいでしょう。

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