ネットショップ運営コンサルタントの問題&解答事例

辛さを伝えるキャッチコピーの書き方

問題

辛さで4段階に分かれたレトルトカレーを、ネットで販売したいと思います。それぞれの辛さが伝わるようなキャッチコピーを考えなさい。

  • 大辛 
  • 中辛
  • 普通
  • 甘口

辛い食べ物

解説

お客様は常に何を買うか悩んでいる

お客様に対して、複数の商品を1ページの中でぎゅうぎゅう詰めにして紹介して、好きなものを選んで買ってもらおうとするネットショップをよく見かけますが、その戦略は決して得策とは言えません。 例えば、ワインのソムリエに「この店の美味しいワインを持ってきてください」とお願いした場合、そのソムリエが30本のワインをテーブルに並べて、「さぁ、この中から好きなものを選んでください」と言ってきたら、おそらく、みなさん困りますよね? 

美味しいワインが欲しくて、お店に対して「お勧め」を訪ねているわけであり、商品知識の乏しいお客様にとっては「好きな商品を選んでください」というのは、逆に困惑してしまうことになってしまうのです。 お客様は何を購入していいのか分からないから、ネットで商品を検索しているわけであり、店舗側に「この商品がお勧めですよ!」と言って欲しいものなのです。  

複数の商品を一枚のページで紹介する場合は、やはりそれぞれの商品にお勧めの「キャッチコピー」がなくてはいけません。例えば、ダイエット機具を10種類紹介している場合などは、ただ商品名を記載するだけではなく「女性向け」「子供でもOK」「短期間でダイエットしたい人向け」等、「この商品はあなたに適した商品なんですよ」というメッセージを込めたキャッチコピーを挿入した方が、お客様はその商品を選ぶ基準にしてくれて、商品そのもに対してポジティブな印象を持ってくれます。  

他にも複数商品を提示する場合は、「店長一押し」のマークをつけて、お勧め商品であることを強調したり、「売り切れ間近!」「即日配達可能」等の短いキャッチコピーをつてお客様の購入意欲をあおったりりすると、お客様は非常にストレスなく商品を閲覧できるようになります。「お客様にいろいろな商品を選べる環境を作ることがサービスだ」という鉄則は、あくまでリアルな店舗の世界の話であり、検索性に優れているネット上では、やはり「どの商品がお勧めなのか?」というのを、明確に分かるようなページ作りを心がけていきましょう。

 

正解例

・大辛 辛くなきゃカレーじゃないという人はコチラ!

・中辛 ほんのり汗をかく程度の辛さのカレーです

・普通 当社のカレーの味を、まずはじっくり堪能したい人にお勧め

・甘口 お子様だけでなく大人も納得のフルーティなカレーです

 

回答の解説

提案型のキャッチコピーを作る場合は、できるだけ具体的な内容で書くようにしましょう。例えば、「普通」の味のカレーのところで、「一般的なカレーの辛さです」というキャッチコピーを入れてしまったら、商品に対して魅力も沸かなければ、具体的なカレーの味もイメージできません。「当社のカレーの味を、まずはじっくり堪能したい人にお勧め」というキャッチコピーをつけることで、「よし、最初はスタンダードな『普通』の味からチャレンジしてみるか!」という前向きな気持ちになってくれるのです。できるだけ、その商品を選びそうな人をイメージして、その心理状況に適したコメントを挿入してあげることがポイントです。「大辛」を求めている人は、「ものすごい辛いカレー」を求めており、「甘口」を求めている人は、「子供でも食べられる」を前提にしてカレーの購入を考えているケースが考えられるので、その顧客心理を汲み取って、お勧めのキャッチコピーをつけるようにしましょう。また、その際にお客様が「買ってみよう」という気持ちになれるような、イメージが沸きやすい具体的なコメントを書くことを心がけた方が、よりレスポンスの高いキャッチコピーになります。  

なお、今回の問題のように、同じ商品のグレード別や、同じジャンルの似通った商品を羅列する場合は、得てしてキャッチコピーが単調になりやすくなります。語尾の言葉遣いや表現方法にバリエーションを持たせながら、できるだけ読み手に飽きさせない工夫を文章に盛り込むようにしましょう。

挑戦状 / ブログやツイッターやフェイスブックであなたの解答例をぜひ投稿して見せてください!

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