ネットショップ運営コンサルタントの問題&解答事例

店長からの「お勧めコメント」を書くコツ

インターネットの世界は現実の店舗販売と違い、随時接客ができるものではありません。お客様にとってすぐに必要な商品、欲しい商品であれば、迷わず購入してくれるのですが、「購入しようかどうか悩んでいる商品」というのは、やはりキャッチコピー等で“背中押し”をしてあげなければ、お客様は途中で買い物をする行為を止めてしまいます。今回は購入を迷っているお客様に対して、もう一押しの“ひと言キャッチコピー”について勉強していきたいと思います。

コンサルタントのイメージ

問題

ハワイから輸入したアロハシャツを売りたいと思います。下記の箇条書きにした商品の特徴事項を参考にして、商品を仕入れた店長からの「お勧めコメント」を書きなさい。

  • ハイビスカスをあしらった絵柄
  • メイド・イン・ハワイ
  • 縫い目が非常にしっかりしている
  • 自分も気に入って、ほぼ毎日着ている

 

解説

お勧めコメントで、商品とお店の個性を演出

お客様に商品を購入してもらうための紹介文には、「具体的な商品情報」と「欲しくなる商品情報」の2つの情報を掲載しなくてはいけません。 「具体的な商品情報」というのは、商品そのもののスペックや状態等を客観的に述べたコメントで、お客様はこの具体的な情報を読んで、手にとることのできないネット上の商品のイメージを作り上げていきます。さらに、「欲しくなる商品情報」を得ることで、商品を手に入れた状態を想像して、ポジティブな印象を持った段階で、はじめて「買いたい!」という感情が沸いて、買い物籠のボタンをクリックしてくれます。 商品情報としては2つとも大切な要素ではありますが、購入を迷っているお客様に対しては、やはり後者の「欲しくなる商品情報」が重要になります。具体的な商品詳細情報を掲載するのも当然正しい戦略ではあるのですが、やはり「もう一押し」をするのであれば、店長からの個性的な「お墨付き」のコメントが必要になります。

長からのお勧めコメントは、できるだけ口語体に近いフランクな文章で書いたほうがいいでしょう。唯一、商品の個性とお店のカラーを演出できる部分でもありますし、堅苦しい文語体の説明文よりも、親しみの沸く口語体の方が、お客様はお店と商品に対して親近感を持ってくれます。店長やスタッフの顔写真を掲載しながら、商品の仕入れた動機や使い方、美味しさ、コーディネート方法等を紹介して、「うちのお店で商品を買うのが一番安心で、一番お得なんですよ」ということを、しっかりアピールしてあげましょう。

 

正解例

とにかく、丈夫で長持ちするアロハシャツが欲しいという人にお勧め! 私がたくさんのハワイ現地のアロハ工場を見学して、「これだ!」と思った職人工場から直接仕入れてきました。だから、私自身もほぼ夏は毎日着用していますよ!ハイビスカスをあしらった柄は、写真では大変派手な印象があるかもしれませんが、思いのほかジーパンやスカートとの着合わせもしやすく、夏場の難しいコーディネイトシーズンでも重宝しますよ!

 

回答の解説

店長のコメントを書く上で、一番のご法度行為は「商品を説明してしまうこと」です。例えば、今回のアロハシャツの事例で言えば、メイド・イン・ハワイのことを書いたり、縫い目のことを書いたりすることは、商品の「説明文」の中で紹介できることであり、店長のお勧めコメントであえて書く内容ではありません。「このアロハシャツが欲しい!」と思ってもらうために、まずは商品のメリットを冒頭で端的に言うことが大切です。そして、お勧めの根拠と、主観的なコメントを織り交ぜながら、商品の良さを思い切ってアピールしていきましょう。もし、ここで少しでも自信のないコメントや、無難なコメントを書いてしまうと、お客様にその“迷い”の気持ちまでもが伝わってしまいます。「絶対に購入して後悔しませんよ!」という気持ちを強く持って、商品を紹介することを心がけましょう。

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